技術相談
漏水診断
静水圧調査液注入試験調査(ポスト工法)2
作業状況
外部目視調査による漏水原因と予測される不具合箇所に調査管を設置固定後、漏水調査液を注入し2日〜7日間以上放置させ、漏水箇所および外部不具合箇所への調査液流出、結晶体の析出、臭気による目視確認を行い、雨水浸入状況を再現する。
※ 外部不具合箇所に注入した調査液は結晶化するので雨水浸入状況が目視できます。
静水圧調査液注入試験調査状況

調査管設置状況参考写真
- 調査管を再はく離型シーリング剤で固定
- 液洩れを防止のため、既存シーリング不具合部・亀裂等をシーリング処理する。
- 漏水調査液を調査管内部に注入する。
- 注入後24時間〜48時間以上放置する。
※ 12時間間隔で調査液の補充を行うと共に室内漏水箇所の確認も同時に行う。 - 48時間以上経過後、室内への流出を確認して調査管等の撤去を行う。
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赤色調査液 | 青色調査液 | 黄色調査液 | 白色調査液 |
静水圧調査液注入試験調査は様々な不具合箇所において、調査管の設置が行えます。
漏水診断調査例
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室内流出状況1 | 室内流出状況2 |

天井亀裂箇所流出例
天井亀裂、床打継ぎ等の漏水箇所において色により雨水浸入箇所の特定ができる。